コラム
初めてのペット火葬で失敗しないために。服装やマナー・必要な持ち物は?
これからペット火葬を行う時、大事なペットと本当にお別れしてしまうことになります。
大事なペットと安心してお別れできるようにするためにも、ペット火葬に必要な持ち物や服装、マナーについて知ることが大切です。
ペット火葬で失敗しないためにも、事前準備はしっかりと整えた方が良いでしょう。
それでは、ペット火葬で失敗しないためにどんな事前準備が必要かご説明しましょう。
ペット火葬に必要な持ち物
ペット火葬に必要な持ち物はは数多くあります。
大事なペットを天国へ送ってあげるためにも、どんなものが必要になるのか把握する必要性があります。
それでは、ペット火葬に必要な持ち物についてご説明しましょう。
ペット火葬に必要な持ち物とは?
ペット火葬に必要な持ち物は、以下の通りです。
数珠 | ペット火葬を行う時が合唱礼拝を行うため、数珠を持参しておく必要性があります。 |
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ハンカチ | ハンカチは火葬を行う際に涙を拭くために必要です。 |
カメラ | 火葬場でカメラの撮影を行うのはダメだと思う人も多いかもしれませんが、近年ではペットの最期の姿を写真に収めるのを許可しているか相場が増えています。 いきなり写真撮影を行うのはマナー違反なので、スタッフに撮影の許可をもらってから撮影しましょう。 |
ペットが好きなおやつ | ペットが生前好きだったおやつと一緒に火葬したいと考える人も多いでしょう。 あまり多くのおやつを棺に入れておくことはできませんが、少量のおやつをティッシュに包んでペットの口元に置いておくことはできます。 ただし、袋のまま火葬することはできないので注意しましょう。 |
ペットの洋服や首輪を持ち帰る袋 | ペットが生前身に着けていた洋服や首輪と一緒に火葬してほしい人もいるかもしれませんが、火葬に影響が出るので持ち帰るしかありません。 特に首輪はペットを解放して天国に送ってあげられるという意味合いが込められているため、洋服はなくても首輪は外して大切に保管してあげましょう。 |
花 | ペットを見送る際にお花を添えてあげるのもおすすめです。しかし、色の濃い花は火葬後の骨の色を変色させる可能性があるので、色の薄いお花を供えましょう。 |
ペット火葬の服装やマナー
ペット火葬を行う時は、服装やマナーについて知っておく必要性があります。
人の葬儀と同じように、服装やマナーについて知っておかないと、恥をかく可能性があるでしょう。
それでは、ペット火葬に着ていく服装や身に着けるべきマナーについてご説明しましょう。
ペット火葬を行う時の服装
ペット火葬を行う時の服装は基本的に喪服で構いません。
というのも、ペット火葬では服装に関するルールが取り決められていないため、必ず喪服でなければならないわけではありません。
したがって、喪服を持っていないという人でも、喪服に近い黒の服装であれば問題ないでしょう。
ペット火葬を行う場所で服装の定義も変わっていくため、セレモニーホールのような場所なら喪服に近い服装、ペットだけの火葬場で家族だけで行うなら少し整えた服装、訪問火葬なら私服など、場所によって決めていきましょう。
ペット火葬を行う時のマナー
ペット火葬を行う時のマナーは、基本的に人の葬儀を行う時と同じだと考えて良いでしょう。
当然ながら、火葬場にそぐわない服装はNGです。
きらびやかなアクセサリーを身に着けたり、結婚指輪以外のピアスやネックスレス、ブレスレットを身に着けたり、髪に付属品を着けたり、香水をつけたり、動物のファーやマフラーを身に着けたりするのは全てNGなので注意しましょう。
また、ショルダーバッグや鞄の色は黒で統一する必要性があります。
化粧はあくまでしているか分からないレベルの薄いものにし、ハンカチは白か黒にしましょう。
施設内で走ったりうるさく喋ったりしないのはもちろん、携帯の電源を切っておきます。
お焼香は宗派によって回数が違いますが、基本的に1回で構いません。
マナーをしっかり守って、ペットを見送ってあげましょう。
飼い主の心の準備
最も準備したいのは、飼い主の心の準備です。
それでは、どんな準備が必要なのかご説明しましょう。
気持ちの整理をする
大事なペットの火葬を行うことで、生前の姿がなくなり、遺骨となって戻ってきます。
飼い主はこのことを受け止められるように気持ちの整理をしなければなりません。
何より重要なのは、ペット火葬は最愛のペットと別れる悲しいものではなく、今まで一緒に過ごしてきたペットへ感謝の気持ちを伝えるということです。
そのことを考えた上で、自分の気持ちをしっかりと整理し、前に進むことを考えていきましょう。
まとめ
初めてペット火葬を行う場合、何を持っていけばいいのか、服装やマナーはどうすればいいのかなど分からないことが多くある人もいるでしょう。
大事なペットを見送ってあげるためにも、持ち物や服装、マナーについて知りましょう。
そして、お別れの時にはペットへの感謝の気持ちを伝えることができると良いですね。