コラム
ペット火葬や葬儀で手向ける花の悩みを解決!おすすめの花と選び方
ペットとの最期の別れの場となるのは火葬です。
その見送る際に手向けるものとして、花があります。
人の葬儀でも花を手向けるように、ペット火葬においても花は一般的のものです。
しかし葬儀に参列する機会というのは度々あるものではなく、どのような花を用意すればよいのか悩む人も多いでしょう。
そこで今回はペット火葬の時に手向ける花について、おすすめのものを紹介していきます。
また花を購入する場所や選び方のポイントについてもあわせて解説していきますので、最後までご覧ください。
ペット火葬におすすめの花
菊
花言葉:「高貴」「高尚」「高潔」
菊は色のバリエーションだけでなく、形も豊富です。
菊は皇室の紋をイメージする人も多いと思いますが、洋菊と呼ばれる海外で生み出された種も多く存在します。
そのため自分の好みやイメージにあったものを探しやすいといった利点があります。
白やピンク、紫などの淡い色がおすすめです。
カーネーション
花言葉:「無垢で深い愛」
母の日の花として有名ですが、花言葉を見てもわかるようにペットとのお別れの花としてぴったりです。
花の形もシンプルでかわいらしく、色も豊富なため、ペット火葬で手向ける花として人気があります。
おすすめの色は白、ピンクです。
それぞれに「純粋な愛」、「感謝」などの花言葉があります。
スイートピー
花言葉:「門出」「別離」「優しい思い出」
スイートピーは花の形が蝶に例えられることが多く、別れや門出をイメージさせます。
この花言葉やイメージは決してネガティブなものではなく、相手に感謝して送り出すといった前向きなものです。
ペットとの別れは悲しいものですが、これまで過ごしてきた時間、思い出に感謝し手向けるのによい花です。
おすすめの色はやはり、白やピンク、紫といった淡い色がよいでしょう。
ガーベラ
花言葉:「光に満ちた」「希望」「前進」
ガーベラは発色がよく、見ているだけで元気をもらえるような花です。
またガーベラの持つ花言葉はすべて前向きなものばかりです。
亡くなったペットが来世でも幸せにいられるように願いを込め手向けてあげてはいかがでしょうか?
おすすめの色はピンクと黄色です。
ピンクは「思いやり」「感謝」を意味し、黄色は「究極美」「究極愛」を意味します。
カスミソウ
花言葉:「無垢の愛」「感謝」「幸福」
カスミソウは白い小さな花をたくさん咲かせます。
結婚式のブーケなどが有名でしょうか。
カスミソウ単体でももちろんよいのですが、花の特徴上、他の花の引き立て役にもなります。
他の花と一緒に添えてあげれば、とてもきれいで可愛らしい花束ができあがります。
色は白がおすすめです。色のついたカスミソウもありますが、自然で咲いたものではなく後から人為的につけたものです。
花選びに気をつけたいポイント
花には同じ種類でもさまざまな色をもっています。
その中には花がもつ自然のものと、「染め」と呼ばれる染色液を花に吸わせることによってあとから人為的に色をつけたものがあります。
他にもスプレーやラメを吹き付けたものなどもありますが、ペット火葬の際はできるだけ避けた方がよいです。
なぜなら火葬の際に遺骨に色が移ってします可能性があるからです。
念のためにも色を付けていない、自然そのままの色の花がよいでしょう。
花を購入する場所
花を購入する場所は以下の通りです。
- 花屋さん
- スーパー
- ショッピングモール
- ホームセンター
路面店などの花屋さんではあまり遅くまで営業してないことがあります。
そんな時はショッピングセンターやホームセンターなどがよいでしょう。
またガーデニングが好きな人などは、庭に咲いている花を摘んで花束にするのもよいかもしれませんね。
用意する花の量はどのくらい?
ペット火葬の際に準備する花の量は、あまり多くは必要ありません。
なぜならば火葬の際に一緒に入れることができる花の量は限られているからです。
ペット火葬は人のものと比べて火葬炉が小さく、あまり多くのものを入れると火葬の温度が低くなるなどの影響が出てきてしまいます。
ですから、一束の花を用意できれば十分でしょう。
火葬業者によって入れられるものと量が違ってきますので、心配であれば問い合わせてみましょう。
まとめ
花は普段から目にする身近なものですが、詳しい人はあまり多くないかもしれません。
色や形、花言葉などから、理想的な花選びができるといいですね。
ペットとの最期の別れに心のこもった花束を手向けてください。