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ペットの終活で後悔しない生活を送る|今からでもできることまとめ

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終活とは、人生の最期に向けて何をすべきか考え行動することをいいます。

なぜそんなことをするのかと言えば、人生に後悔が残らないようにすることと、そしてもう一つに、残された家族が故人のために悩まないようにするためです。

そして今では家族の一員となったペットにおいても、人と同様に終活を考える飼い主が増えています。

この記事ではペットの終活で何をすればよいのか、そして飼い主がペットの最期を看取ることの重要性をお伝えします。

ペットの終活とは?

ペットの終活とはどのようなものを指すのでしょうか?

それはペットが最期を迎えるその時まで、飼い主としてやっておくべきことをまとめたものです。

終活をすることによってペットがより幸せに暮らすことができ、さらに飼い主である自分が、後悔のないすばらしく充実した時間をペット共に歩むことができるのです。

ペットは人より寿命が短く、ほぼ間違いなく飼い主が最期を看取ることとなります。ペットが病気やケガを負った時、高齢になり介護が必要になった時、死を迎えた時、そんな時のことを考えているでしょうか?

また何らかの理由で飼育し続けることができなくなった時、その後ペットはどうなるのでしょうか?

こう言われると終活の必要性を感じてもらえると思いますが、実際何をするのかイメージできない方も多いはずです。

そこでこれだけはやっておきたいペットの終活を5つご紹介します。

今からやっておきたいペットの終活5つ

3匹の子猫

ペット医療への備え

ペットも当然病気にもなりますし、ケガを負ったりもします。
そうなると気になるのが医療費です。
ペットには私たちのように健康保険はありませんので、動物病院にいけば治療費は全額自己負担となります。

そこで考えてあげたいのが「ペット保険」もしくは「医療費のための貯金」です。
どちらを選択するかは各家庭の家計と相談することにして、重要なのは備えることです。

ペットの医療費は安くありません。手術や入院となると数十万円になることも普通にあります。
ですから、まとまった大きな金額が必要になった時にどう工面するかしっかり準備をしておきましょう。

お見送り方法(葬儀・火葬方法を考えておく)

ペットが亡くなるのはとても辛いことですが、これを避けることはできません。

どこでどのように葬儀や火葬をするのか決めておくことは大切です。

亡くなった直後は冷静に物事を考える余裕はありませんし、長い間ペットの遺体をそのままにしておくわけにもいきません。

家族と話し合い、火葬をお願いする業者や遺骨を埋葬する場所などを決めておくのがよいでしょう。

災害時の対策と準備

自然災害はいつどんな時に起こるかわかりません。
近年では南海トラフ地震が騒がれていますが、もしその時がきたら……では当然手遅れとなってしまいます。

ペットと共に避難した場合、できる限りペットにも他の避難している方にもストレスないように配慮する必要があります。

以下のものは緊急避難用としてすぐに持ち出せるように用意しておくとよいでしょう。

  • キャリーやケージ
  • フード
  • 食器
  • ペットシーツ
  • 首輪、リード
  • タオル

また2022年より犬、猫にはマイクロチップが義務化されました。

混乱の中でペットとはぐれてしまった場合に大きな助けとなってくれますので、まだ装着されてない方は検討してあげてください。

もし飼育ができなくなった場合

人生に不測の事態はつきものです。長期入院が必要となり、ペットを飼育できなくなった。

  • 赤ちゃんが生まれて一時的に一緒に生活できなくなった。
  • 動物のアレルギーだとわかり、今後の飼育は難しくなった。

さまざまな理由でどうしても飼育できなくなる可能性があり、そんな時に辛い思いをするのは飼い主だけではありません。

親族や友人に頼れるのであれば、事前に相談することが必要ですし、飼育できなくった時に引き取ってくれるサービス、新しい飼い主を探してくれるサービスなど、選択肢を幅広く持っておくことが大切です。

ペットのための情報収集

終活は何も悪い事ばかりを想定したものではありません。

一緒に過ごす時間を充実したものとするため、飼育に関する情報集めや、動作やしぐさがどのような気持ちを表しているのかなど、常にペットのために学び続けることも終活の一環といえるでしょう。

ペットの幸せは飼い主自身の幸せでもあるのです。

ペットの介護を考える

犬や猫をはじめ多くのペットの平均寿命が延びています。
つまりそれは高齢のペットが増えることを意味し、ペットを介護する飼い主も当然増えています。

高齢になると食事をうまく摂れない、トイレに行けない、うまく歩けないなど、日常生活に支障が出てくるのは人と同じです。

また高齢でなくとも、病気やケガにより介護が必要となることもあります。

日々の介護は想像以上に大変なものですが、終活として調べ学んでおくことで、飼い主とペット双方の生活の質を保つことができるのです。

ペットロスとの向き合い方

ペットロスとは大切なパートナーであるペットを亡くしたことで、心にぽっかりと穴が開いたような状態になることをいいます。

人によってその症状は様々ですが、いわゆる心の病気です。

愛情をめいっぱい注ぐことはよいことですが、ペットに依存し過ぎているとペットロスに陥りやすいといわれています。

ペットとの思い出や共に過ごした中で得た経験を糧にし、感謝の気持ちを忘れずに前向きに生活していくようにしましょう。

まとめ

ペットの終活はすぐにでも始めるべき大切なものです。不測の事態に陥っても慌てずに済みます。

ノートやパソコン、スマホなどに終活のリストとしてまとめておき、たまに見直してみるのもよいでしょう。

家族と話し合うことで、ペットと過ごせる希少な時間をよりよいものにできるはずです。

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