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愛犬が亡くなる前に見せるサインとは?飼い主さんが愛犬にできること

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飼主さんと同じ時間を過ごしていても愛犬はあっという間に歳を重ね、気づけば飼主さんの年齢を越してしまうものです。
そして愛犬が元気だった頃は想像もつきませんが「お別れの日」がやってくることも覚悟しておかなければならないのです。

本記事では、愛犬が亡くなる前に見せるサインや飼主さんが愛犬のためにできることについて紹介しています。

気づいてあげたい愛犬の異変

人も個性があるように犬の性格もそれぞれ違いがあります。
愛犬の好みや毎日の行動パターンなどは飼主さんにしかわからないこともたくさんあるでしょう。

また、病気や高齢による些細な体調の変化にいち早く気づけるのも愛犬を一番近くで見ている飼主さんだからこそできること。

愛犬の様子に小さな違和感や不安をを感じたら、愛犬の身体に異変が起きているのかもしれません。
普段の様子と比べてどのように違うのかを把握することで、動物病院での診察時に症状を正しく伝えることができます。
早期に適切な治療を受けるためにも日頃から愛犬の様子を観察することがとても大切です。

動物病院へ連れていくべき症状

「きっと大丈夫だろう」と様子を見ようとしたり、自己判断したりすると愛犬の命にかかわるような危険な状況に陥ってしまうケースもあります。
ペットの身体に以下のような症状があれば動物病院で診察を受けるようにしましょう。

  • 目がうつろ
  • けいれん
  • 体温が高い
  • 呼吸が異常に早い
  • 食事をまったく摂らない
  • 呼びかけに反応しないなど

このような症状以外にも愛犬の身体や行動に明らかな異変があればすぐさま動物病院を受診しましょう。
愛犬の身体の状態によっては、様子見をしている間にも症状が悪化して命の危険にさらされる場合もありますので、不安に感じたら迷わず動物病院へ行くようにしましょう。

愛犬が亡くなる前のサインとは

愛犬が亡くなる前に見せるサインは必ずしも見られるとは限らず、身体の状態や病気などの原因によって大きく異なります。
愛犬の身体に以下のような異変が起きていたり行動に違和感のようなものを感じたりしたら、亡くなる前の予兆かもしれません。

食欲の低下

食事の時間は愛犬が楽しみにしている事のひとつですが、体調が悪いと食欲はなくなり、その状態が続くことにより、急激な症状の悪化をもたらしてしまうことがあります。
食事から体力を回復させる必要があるため、流動食やペースト状のフードなど愛犬が食べられそうな栄養補助食を与えてあげるようにしましょう。

排泄の異常

病気や老衰などの原因から下痢や嘔吐といった症状が出ている場合は、急激に体調を悪化させるため、亡くなる前のサインでも見られます。
また、寿命が近づいている犬は老衰によって腎機能の低下や身体のあらゆる機能障害を引き起こしてしまい、尿がでなくなると正常な身体を保つことが難しくなります。

体温の異常

犬は人よりも体温が2、3度高く、愛犬とのスキンシップで身体に触れると温かさを感じます。
しかし亡くなる直前には代謝が下がり始めることで体温も徐々に低下してしまうのです。
身体を冷やさないように毛布をしいたり、湯たんぽやペット用ヒーターを活用したりして温めてあげて下さいね。

身体がけいれんする

身体がけいれんしまうのは発作を伴う病気が関係している場合もありますが、愛犬の死が近づいているときにも見られます。

飼主さんとしてはとても心配になってしまうかもしれませんが、愛犬がけいれんを起こしているときは身体を抱きあげたり、押さえたりすることは危ない行為です。
けいれんによって愛犬がケガをしないように身体にぶつかるようなものは避けて安全を確保しましょう。

けいれんの発作は通常ならば数分で止まりますが、発作が2回以上続く、あるいは5分以上のけいれん発作が続いたら早急に動物病院を受診しましょう。

愛犬が亡くなったときにしてあげられること

愛犬とのお別れが来ることはわかっていても、なるべく考えないようにしている方も多いかと思います。
しかし、愛犬が亡くなった後に飼主さんがしてあげられることはあるため、大切な愛犬が安らかに眠れるための準備は事前に知っておくことがとても大切です。

自宅で行うエンゼルケア

自宅で亡くなった場合には、最期のお世話として「エンゼルケア(死後処置)」というお見送りの準備を飼主さんが行うことも増えてきました。
エンゼルケアを行う理由には「ペットを生前に近い姿に整えてあげること」や愛犬を失った「悲しい気持ちに整理をつける」ことを目的としています。

  • まぶたを閉じてあげる
  • 身体をキレイに拭く
  • 棺に収まるように手足を曲げる
  • 保冷剤やドライアイスで身体を冷やす

できるだけ生前の姿を保つためにも自宅で過ごせる時間は数日と限られています。

お見送りまでの期間は短いですが、飼主さんと愛犬にはとても大切な時間となるでしょう。

ペットのエンゼルケアとは?頼める場所や自宅で行う方法 >>

葬儀や火葬の準備

ペットの埋葬は自治体に依頼をする方法もありますが、飼主さんがペットのお骨を受け取ることや手元での供養を望んでいる場合は、ペット葬儀や火葬の専門業者にお願いをされた方が安心してペットの旅立ちをお見送りすることができます。

ペットの葬儀はさまざまな選択肢があるため、飼主さんが納得のいくプランを事前に考えておくとスムーズです。
また、気持ちよくお見送りをするためにも不明な点があればきちんと確認をしておきましょう。

まとめ

愛犬が亡くなる前に見せるサインは亡くなる原因によっても異なりますが、飼主さんにしかわからない些細なものから、不安に感じてしまうものまで様々です。
場合によっては亡くなる予兆も感じられずに突然亡くなってしまうケースもあるでしょう。

愛犬とのお別れはとても辛く悲しいことですが、たくさんの思い出に感謝の気持ちを込めて愛犬の旅立ちを見届けてあげたいですね

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阪神エリア (兵庫県・大阪府) 対応、8,250円(税込)~、ご家族様のお気持ちに寄り添いながら対応させていただきます。
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